PLP Architecture は、ロンドンを中心に活動する 建築家、デザイナー、リサーチャーのグループです。 私たちは、「建築」を通して想像力の可能性を追求し、常に進化し続けるデザインの可能性に挑戦しながら、 新しい環境の在り方を問い続けています。
PLP Architecture は、ロンドンを中心に活動する 建築家、デザイナー、リサーチャーのグループです。 私たちは、「建築」を通して想像力の可能性を追求し、常に進化し続けるデザインの可能性に挑戦しながら、 新しい環境の在り方を問い続けています。
PLP Architecture は、ロンドンを中心に活動する 建築家、デザイナー、リサーチャーのグループです。 私たちは、「建築」を通して想像力の可能性を追求し、常に進化し続けるデザインの可能性に挑戦しながら、 新しい環境の在り方を問い続けています。
日本の皆様へ
私たち PLP Architecture は、世界中から集まった建築家、デザイナー、研究者が協働で活動する集団です。私たちチームの活動は、都市生活の向上を目標とし、建築というフィールドを通して、人々により良い暮らしの場を創り上げることを目標としています。
日々の活動の中で、建築家による社会への貢献の形が、変わりつつあることを実感しています。その中でも、常に人間性を主体におきながらデザインに取り組むことを、私たちチームは大切にしています。人々に生きがいと幸せをもたらす場を創り上げることは、チーム一人一人の目標として、私たちの心の中にありつづけます。加速度的に進歩を遂げるテクノロジーと向き合い、その利点を最大限に引き出しながら、持続可能で人々に幸せをもたらす街づくりを、私たちは目指します。
様々なバックグラウンドから集まった多種多様な人材が、刺激し合い、分かち合うチームだからこそ、本当に価値のある建築が作り出せると信じています
リー・ポリサノ
英国登録建築家、米国登録建築家
PLP Architecture 創立者、代表
英国王立建築協会(RIBA)、ベルリン建築協会、アメリカ建築家協会(AIA)の会員であり、AIAでは建築分野への貢献からフェローに選出。また団体や企業などで、年間通して多くの講演を行う。また高層タワー建築の進化と重要性に関しては、多くの著書を執筆。
PLP Architecture アーキテクチャーの創立者であり、都市開発を通したサステイナブルデベロップメント(持続可能で環境性能に優れた開発)と建築技術の発展への貢献で、建築・都市計画の分野で国際的に評価を受ける。手がけた都市計画・大規模オフィスビルプロジェクトは、建築設計の分野で数々の賞を受賞し、設計技術の限界に挑戦し、様々な技術的イノベーションをデザインに導入した功績が認められている。
主な実績の中には、ロンドン・ビクトリア駅周辺の大規模再開発プロジェクト、ロンドン中心部の都市生活の全く新しい可能性を提案したノバ ビクトリア、コラボレーションを中心とした働き方をビル全体で提案したケーブルテレビ局社屋であるスカイ・セントラル、そして現在でもロンドン金融街の象徴的高層オフィスタワーであり、市内で初めてのサステイナブル高層タワーであったヘロンタワーなどが挙げられる。
他には、ロシア・モスクワのテクノロジー企業のグローバルヘッドクオータービル設計プロジェクトや、インド・チャンナイ地方にあるクレア大学のキャンパス計画マスタープランなど、先進的で実験的な取り組みが多数。
その他に手がける主要プロジェクトとしては、アートと文化活動を軸とした複合施設開発であるテムズ川南岸に位置するバンクサイド・ヤードマスタープラン・プロジェクトや、実験的なデザインに挑戦したシンガポールでの高層住宅タワーなどがある。キャリアを通しての実績として、40以上の高層・超高層タワープロジェクトを完成させ、その多くは地域のランドマークとなっている。
相浦みどり Midori Ainoura
PLP Architecture 担当役員
東京工業大学で都市環境学の修士を修めた後、アメリカ・ペンシルバニア大学で建築学の修士を修める。
20年以上に渡り、イギリス、欧州、アメリカ、アジアで、大規模開発プロジェクトに携わる。敷地特有の土地性を引き出す設計手法で、それぞれの敷地の、街の一部として、居住する環境としての良さを引き出し、周辺地域と調和するような建築プロセスを提案。
主な担当案件委には、ロンドン・バンクサイドヤード・マスタープラン計画、オランダ・アムステルダムのザ・エッジ開発計画など、スマートビル、最先端オフィス設計から、プレースメーキングを中心に新しい都市生活を提案する数多くの計画がある。
また、中国、中近東などでも設計を担当し、マスタープランから高層オフィスタワー設計まで幅広い設計活動を展開する。
日本国内では、主に戦略的企画・建築計画コンサルティング業務に従事。これらの業務では、環境性能やユーザー中心のアプローチをもって、都市開発や建築案件のビジョンや企画について、アドバイス・提案。
現在は、PLP Architectureアーキテクチャーの新しい取り組みであるPLP/LABリサーチ活動の主要メンバーとして、コンサルティング業務も手掛けている。
現在、PLP Architectureアーキテクチャーの日本での活動の責任者として、駐日代表との連携のもとに、日本国内及び東アジアでのプロジェクトを担当
中島雷太 Raita Nakajima
英国登録建築家
1993年米国ミズーリ州ワシントン大学建築学部修了。1997年英国ロンドン建築協会(AAスクール)ディプロマ課程修了。2001年英国建築家資格取得。英国王立建築家協会会員。
1997年から11年に渡り英国ロンドンにて建築家として活動。英国国内プロジェクトに始まり、ヨーロッパ、中東諸国での多数プロジェクトに携わる。主にオフィス、複合商業施設、ホテル、交通機関などの大規模プロジェクトを手掛ける。主な担当プロジェクトは、ヘロンタワー、ボンドストリート・クロスレール駅、ベイルート・マリナタワーなど。
2008年からアラブ首長国連邦アブダビにて新国際空港ターミナルプロジェクト、フォーシーズンズホテル建設計画に携わる。現地プロジェクトマネージャーとして、主にクライアント/プロジェクトチームコーディネーションからデザインマネージメント/施工管理全般に関わる。1年間のシンガポール駐在を経て2013年に帰国。プロジェクトマネージャーとして、主に外資系企業の日本事務所プロジェクトや日系企業海外プロジェクトを担当。
2017年7月からPLP Architectureアーキテクチャー駐日代表として、日本国内プロジェクトのプロジェクトマネージメント、調整業務、ロンドン設計チームとの連携などを主に担当する。
PLP ARCHITECTURE のカルチャー:私たちが目指すもの
PLP Architectureの活動は、これまで20年以上のマネージングパートナーとして活躍し、世界中での豊富な経験を有する4人の創立パートナー:リー・ポリサノ、デイビッド・レベンサル、カレン・クック、ロン・ベッカーのもと世界各国から集まったプロフェッショナル集団によって日々営まれています。
PLP Architectureは、世界各国での多岐に渡る実務経験を活かしながら、豊富な知見と新しい技術への探求心を、各プロジェクトを通してクライアントへ提供しています。その設計に対する姿勢は、起業間もないスタートアップカンパニーの精神を貫いています。
PLP Architectureは常にイノベーションとクリエイティビティ―を通して、デザイン表現の可能性の限界に挑戦し続けています。従来の建築様式や方式に捕らわれることなく、一つ一つのプロジェクトを新しい挑戦と捉え、リサーチ、分析、デザイン提案の場として限界に挑戦し続けます。
私たちは、プロジェクトを通して、 世界中の都市の生活の向上、建築の素材を通し通して たての環境への昇華、そして建築の可能性を最大限に引き出すことでの社会への貢献を、目指しています。
PLP ARCHITECTURE のリサーチ力:「建築設計」から広がるコンサルティングサービス
PLP Architectureは、社内に独立したリサーチグループを有し、シンクタンクとしてプロジェクトチームのサポートや独自の研究に携わるような組織体制をとっています。
現在新しくリサーチグループが取り組んでいる研究の一つが、センススケープ(SenseScape)で、現実と仮想現実を建築環境の中で融合することで、知識の共有、感覚の向上などを目指すものです。この研究は、アムステルダムで2015年に完成したザ・エッジ(The Edge)というオフィスプロジェクトに深く連携しており、ビルに設置された約3万個のセンサーから得られる情報をどのように分析するかなどの研究に波及しています。このザ・エッジは、ブルームバーグによって「最も環境性能が高く、最もスマートなビル」と評価を受けました。
建築の環境性能の研究に加えて、パラメトリックデザインから派生した、建材の加工プロセス、素材の研究などを通して、新しい建築表現の可能性を研究しています。ケンブリッジ大学の研究グループとの共同研究で、地上300メートルに達する木造高層タワーの研究にも取り組み、建設技術の革新的な進歩に向けて、新たな提案に取り組んでいます。
私たちは、通常の研究の他に、未来の都市生活の在り方を考えるようなユニークな研究にも取り組んでいます。その一つの取り組みとして、次世代モビリティーシステムがどのように建築と融合を果たせるかの研究を、進めています。スカイポッド IUMO (Formerly known as SkyPod) プロジェクトでは、次世代モビリティーユニットを建物の垂直方向移動に利用することで、高層ビル内での移動方法に革新をもたらすと考えています。またカーチューブ(IUMO (formerly known as CarTube))プロジェクトでは、都市部の自動車での移動をこれまでになかったような方法で自動化することで、深刻な渋滞の解決や環境問題への提案にもつながっていくと考えています。
私たちは、これらのリサーチに取り組む際に、常に建築を通してどのように環境を体験し感じるかを考えています。私たちは、建築設計の手法を通して様々なデザイン手法、デジタル技術などを駆使し、多くの人々に建築を体感することから環境とのかかわり方を享受してもらいたいと考えています。この関わり方はVRなどを通して、全く新しい領域に入ろうとしており、私たちは実際のプロジェクトと関わり合いながら、未来の環境設計について常に考察を重ねています。
私たちのリサーチ能力が、クライアントの新たな事業の可能性を拡張させ、良質で先進的な都市生活を実現させる手助けをします。
PLP ARCHITECTURE の環境への取り組み:新しいデザイン価値の創造
2015年に完成したTHE EDGEでは、ヨーロッパの環境性能のガイドラインであるBREEAMで最高点となる98.4%を達成しました。このプロジェクトでは、非常に高度で複雑な技術を多用しながら、非常にシンプルでわかりやすいテーマ「本質で環境と繋がる建築」のもとに設計を進めてきました。
このテーマを通して、従来型の社会的構造からの脱却を促す環境の在り方と普遍的な社会活動から自律的な活動の在り方を促すような環境つくりを、提案してきました。
私たちは、どのプロジェクトでもこのような信条のもとに設計プロセスに携わっています。私たちは、このような建築設計を通して、社会的、環境的に持続可能な社会構造を作り上げられると考えています
PLP ARCHITECTURE のスタジオ:デザインを生み出す現場
私たちは、PLP Architectureで働く経験が全てのスタッフに素晴らしい体験であるよう常に努力をしています。私たちは才能あふれるスタッフに恵まれ、お互いに励まし合い、助け合いながら働くことに誇りをもっています。
私たちのスタジオは、大きな一つの部屋の中で設計をし話し合い、研究し、時には食事もしながらプロジェクトに関わる多くの人々との協働作業を進めています。そしてその大きなスタジオの中央に、自然光が降り注ぐ「セントラルランウェイ」があり人々が行きかう様子が見てとれます。
私たちにとって、作業の透明性や協働は最も重要な要素です。設計のアイデアは様々な人々から生まれるものです。プロジェクトに関わる全ての人が、チームの一員として関われる環境こそが、私たちが目指すデザインの現場です。
オフィスには、43か国から集まった世界各国のスタッフがそれぞれの言語や知見を駆使して、業務にあたっています。そのプロセスこそが、常に革新的なアイデアの創造につながっていると考えています。
才能あるスタッフが業務を通してコミットできる働く環境が作りこそが、PLPの目指す理想的な職場であると考えています。一つの大きなスタジオの中で、スタッフ一人ひとりが起業家として、思想家として、イノベーターとして、活躍し助け合うことが私たちの目指すデザインの現場です。